オペラ「トゥーランドット」と「白桃烏龍極品」

随分日が暮れるのが早くなりました。

その分少し寂しいような、

感傷的になりやすい季節。


さて、そんな週末は

思い切り感情を揺さぶられるオペラや

映画がみたい‼️

という事で、今日は

オペラ「トゥーランドット」を。


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作曲家 プッチーニ作のオペラ。

ストーリーは知らなくても、

名を秘めた王子の歌うアリア

「誰も寝てはならぬ」は耳にした方は

沢山おられると思います。

かつてのトリノオリンピック開会式で

今は亡き、ルチアーノ・パバロッティが

歌いました。

フィギアスケートの荒川静香さんが、

この曲で演技し、金メダルを獲得され

日本中、大歓喜したのも懐かしい💝


舞台は、伝説の時代の中国北京。

神秘的な宮殿に住む、美貌の王女

トゥーランドット姫に求婚する王子たちが

やってきます。結婚の条件は

 ①王族で王子であること、

 ②姫が出す3つの謎を解くこと。

ただし、1問でも解けなければ

月の出とともに、その首を刎ねるという

美しくも氷のような冷酷な心を持つ姫 

((((;゚Д゚))))))) 恐ろしい!!

しかし、祖国を滅ぼされ放浪中の王子が

命懸けの質問に挑み、見事3つの謎を解くのですが・・・

といったストーリー。

写真左の小学館版は、実際の紫禁城天清殿を

舞台に、チャン・イーモウ映画監督が

演出を務めた、ゴージャスな舞台。

フィレンチェ五月音楽祭歌劇場の

北京公園です。

右側は、匿名の王子を世界三大テノールの

中の一人、ドミンゴが王子役で歌う、

メトロポリタン歌劇場の舞台。

こちらも聴きごたえあります。

秋の夜長に是非一度ご覧になってください

(*^_^*)

個人的には、王子に淡い恋心を寄せる

女奴隷リューの歌うアリアが

最高に繊細で美しく、大好き。

このオペラをご覧になる機会がありましたら、

是非リューのアリアにも注目して

お聴きいただけたらと思います

+.(*'v`*)+


さて、今回は美しいトゥーランドット姫の

イメージでお茶を選んでみました。


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LUPICIAの「白桃烏龍 極品」。

上質な台湾烏龍茶に、みずみずしい

白桃の香りを着香。

レッドローズがブレンドされていて

封を切った瞬間からリアルな白桃の香りが

漂い、気分も上がります。


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今日は、茶葉や水色がわかりやすいよう

耐熱ガラス製の中国茶器で入れてみました。


茶壺(チャフー)で蒸らし中。

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約2分過ぎたら

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お茶の濃さや味をむらなく均一にするため、

茶海(チャカイ)に移し

茶杯へ注ぎます。

紅茶でいうところの

セカンドポットの役割ですね。

口に含むと、リアルな白桃の香りと、

その後台湾茶の香りと甘味が

素晴らしい。

LUPICIAでも、人気を誇るお茶なのだそうです。

美しい音楽と歌、舞台に酔いしれつつ

味わうには最高のお茶でした。


今日も、最後まで

ありがとうございました

(*^_^*)





テーマ : オペラ
ジャンル : 音楽

「西の魔女が死んだ」に癒されて🌿

食欲の秋、芸術・読書の秋、

そして・・・私にとっては

アレルギーの秋 でもあります

(つД`)ノ

体調管理も含め、

現在癒されたい気持でいっぱいに!


そんな時に、良く聴く音楽のお話しです。


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1994年に単行本が出版され、2008年に映画化。

学校に馴染めず不登校になった主人公まいが、

イギリス人のおばあちゃんが一人暮らしをする

自然溢れる家で「魔女修行」という名の

人生の生き方を学ぶ、といったお話し。


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おばあちゃん宅での、自家製野菜を使ったサンドイッチや

野苺のジャム作り、ラベンダーの上でのシーツ干しなど

その香りまで漂ってくるようで、幸せな気持ちに。

こういった暮らしに憧れる方、多いのではないでしょうか。


さて、今回は小説・映画もさることながら

サウンドトラックのお話でした。


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何が癒されるかというと、音楽の中に、自然に

小鳥やフクロウの声が入っているのです。

ふと気づくと、自分が森の中にいたような

不思議な感覚になっています。

読書タイムに聞くと、最高です。



この映画音楽は、Bajune Tobeta(トベタ バジュン)さん。

戸部田馬準(芸名)で日本人でいらっしゃいます。

            (ウィキペディア調べ)

電子音楽からアコースティックな映画音楽まで

幅広い創作活動をされている方だそう。

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とりあえず、癒されます +゚。*(*´∀`*)*。゚+


最近、テレビを見ているだけで、

不安感が募ったり、神経過敏になったりするので

あまり見なくなりました。

映画や音楽で、癒されてもいいよね・・・

と自分を甘やかしています。

アマゾンミュージックでも、会員の方は

無料で聞けますので、一度お試しください。

お供には、映画を彷彿とさせる

美味しいハーブティーを是非。

今日も、お付き合いくださり

ありがとうございました。

(*´∀`人 ♪

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

「蝶々夫人」と白桃煎茶

プッチーニ作曲のオペラ、

蝶々夫人
    (MADAMA BUTTERFLY)




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見たことはないけれど、ヒロインが歌う

「ある晴れた日に」を聴いたことがある方も

いらっしゃるのではないでしょうか。


19世紀から20世紀への転換期、ヨーロッパでは異国趣味が大流行。

ジャポニズムがブームの中、日本を舞台にしたこのオペラは

生まれました。

このオペラを作曲するにあたり、プッチーニは

念入りに日本のことを調べたそう。

実際私たちの馴染みある旋律「さくらさくら」

「お江戸日本橋」「越後獅子」
などが出てきます。

日本人の私としては、なんとも嬉しい🤗

さて、ストーリーですが、第一幕はアメリカ海軍中尉の

ピンカートンと元士族で芸者の蝶々さん(なんと15歳)の

結婚式の場。

実は、蝶々さんは現地妻の立場で、知らないのは蝶々さんだけ

ということが、雰囲気でなんとなく伝わるんです。

しかも、新郎は蝶々さんとの結婚を喜びつつも

「私が本当に結婚する日と花嫁になるアメリカの

女性に乾杯!」などとぬかす(失礼)軽薄男。

まだオペラが始まったばかりなのに、蝶々さんの純粋で

一途な姿がこれでもか、と表現されています。

こうなると「結婚しても大丈夫なのか」と

心配になるのですが、とは言っても、

二人の二重奏は甘く美しく聞き応えがあります。

この後、物語は悲劇に向かって進むのですが

機会があれば、是非一度ご覧いただきたいオペラです。

演出や歌手によっても若干違いますが、

ヨーロッパから見た美しい日本の情景をご堪能ください😄

今回ブログでお話しするにあたり、

もう一度見てみたのですが、やはり素晴らしかった。

小学館バージョンは演出もさることながら、

蝶々さん役のライナ・カバイヴァンスカさんの

演技が大変素晴らしく涙を流したこと、数度。

ラストは圧巻です。

ディアゴスティーニ版は、着物の着付けや

日本髪などよく調べて再現しているなーと

感心します。

もちろん歌も素晴らしい。


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こちらは、LUPICIAの「白桃煎茶」。

上質な日本のお煎茶に、みずみずしくフレッシュな

甘い白桃の香り(普通の桃ではなく、白桃!!)を

着香。赤いローズの花びらもブレンドされていて

見た目も華やかです。


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口に含むと、渋みはなくこっくりとした

お煎茶らしい風味と、甘くみずみずしい

白桃の香りが広がります。

まだ15歳の、幸せの絶頂にいた

純粋で初々しい蝶々さん。

少なくとも、結婚式のその時は誰よりも幸せだった。

そんな蝶々さんをイメージさせてくれるお茶を

セレクトしてみました。


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プッチーニの甘い旋律に身を委ねながら

美味しいお茶はいかがでしょうか。

秋の夜長に是非お試しください 

(o‘∀‘o)*:◦♪


テーマ : オペラ
ジャンル : 音楽

フィリッパ・ジョルダーノの歌声に♪

Filippa Giordano 

 
  「フィリッパ・ジョルダーノ」


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このCDは、私がオペラに興味を持つきっかけになったCD。

まだOLだった頃、音楽好きのお友達が教えてくれました。

一度聴いただけで、その美しい歌声と情熱的な

表現力に、すっかり魅了された私。

そういえば、当時彼女の歌う歌劇「カルメン」のハバネラが

CMに使用されており、とても妖艶な印象。

でも私がハマってしまったのは、

プッチーニ作曲のオペラ「トスカ」の

「歌に生き、恋に生き」でした。

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悲しげな祈りのような歌い出しから、

クライマックスへ向けての情熱的な表現力。

もう、すっかり虜になった私は

「いつかこのオペラの公演が近くに来たら、

絶対行きたい!!」と思っていたのですが

1年も経たないうちに、その機会に恵まれて。


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行って来ましたとも。

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ただ、その時に勉強になったのは

クラシックの歌手と、「ポップ・ソプラノ」の

フィリッパ・ジョルダーノの歌い方には違いがあるのだ、

という事でした。

初めてのオペラで『???」となった私。

今では良い思い出です。


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前回は、インド産茶葉、ニルギリで作った

マスカットのフレッシュ・フルーツティー。

今回は、ベースをスリランカ産の

キャンディ ハイクオリティーBOP

(株式会社はぐら茶屋)で作ってみました。



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さすが、ブレンドやアレンジティーの茶葉に、

真っ先に紹介される理由がわかります。

渋みも殆どなく、その割には紅茶の香りはしっかり。

逆にコクは控えめですが、それが他のフルーツや

ハーブなどのブレンドを際立たせてくれるのでしょう。

色々試して味わうのも良いものですね。


そろそろ、読書・芸術の  。

寝不足にならない程度に、楽しみたいと思います。

今日も、最後までお読みくださり、ありがとうございます。

台風が近づいているとか。

どうか、お気をつけてお過ごしくださいませ

(*^_^*)







テーマ : 洋楽
ジャンル : 音楽

「アマデウス」とサリエリ

私は、基本ゲームはやっておらず
詳しくもないのですが。
ある音楽番組を見ていると
Fate/Grand Order というスマホゲームの
人気キャラクターに
モーツァルトと同時代に
オーストリア宮廷音楽家として活躍をしていた
「アントニオ・サリエリ」がいるのだとか。
しかも人気キャラで
絵を見てもスラリとして、かっこいい。

しかし私世代(?)ならサリエリと言えば、
映画「アマデウス」(1984制作)なんですよね
ヽ(´∀`)ノ

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天才作曲家 
ウォルフガング・アマデウス・モーツァルトが
もしも毒殺されていたとしたら。
そして、その犯人がモーツァルトより
地位も名誉もある 
オーストリア宮廷楽長「サリエリ」だったら。
19世紀以来流布した、
モーツァルト毒殺説をテーマに
当時ブロードウェイ(トニー賞5部門受賞)を始め
世界中で人気をはくした
ピーター・シェファーの舞台劇の映画化作品。
アカデミー賞8部門
(作品賞、監督賞、主演男優賞など)受賞。
随所にモーツァルトの
オペラ・交響曲がふんだんに流れ、
ストーリー・衣装・音楽も
素晴らしい内容でした。


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映画が話題になった当時、まだ学生だった私は、
本当にモーツァルトはサリエリに殺されたんだ、
と思っていました。

でも、実際の歴史は違ってたんですね。

純粋に音楽を愛し、作曲し、
優秀な作曲家を引き立て教育もする。
映画では、毒殺してしまう(?)モーツァルトも
実際は引き立てたり
才能ある作曲家(ベートーヴェンやシューベルト)を
教育する人格者。
映画ではあんなことになっていて、
なんだかお気の毒です (つД`)ノ

そんなサリエリ大先生の本が、
最近よく目に付くように。

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おすすめは
「宮廷楽長 サリエーリのお菓子な食卓」
アントニオ・サリエリの生涯とともに、
サリエリに因んだお菓子・食べ物が
レシピとともに紹介されています。
どうやらとても甘党で
お菓子が大好きだったようです。
映画「アマデウス」に登場した
「カペッツォーリ・ディ・ヴェーネレ
(ヴィーナスの乳首)」も
掲載されています。
照れますが、どんなお味のお菓子か
興味ありますよね・・・
とっても美味しそうで食べてみたいのですが 
今までケーキ屋さんで
売っているのを見たことがありません・・・
 (T_T)

なぜ、人格者で地位も名誉もあるサリエリが
モーツァルト毒殺疑惑を持たれるようになったのか。
それが写真の2冊にも書かれていました。

説明すると、ますます長くなるので
この辺りでやめますが、
まだご覧になっていなければ、
映画と共に是非+.(*'v`*)+

在宅でのんびり過ごすことになりそうな
ゴールデンウィーク。
重厚な映画を、再びじっくり堪能しようと思います。

ところで・・・
ゲームは詳しくないですが、
アニメなら
同じFateシリーズの
「Fate/zero」が大好きです (#^.^#)
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Author:tearose
音楽と紅茶をこよなく愛する主婦です。
紅茶を飲みながら、気軽にお喋りするように。
大好きな紅茶や音楽、本について書いていければと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。


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🫖紅茶コーディネーター
🌿メディカルハーブ
 シニアハーバルセラピスト
🍞JHBS講師
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🌹アロマリエ
 です。

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