「道の駅ピアチェーレ」と映画「his」

本日も「tearoom  Rose」にお越し下さり

ありがとうございます。

今月初め岐阜県に行ってきた際の

お話になります。

今思えば、まだ心穏やかに出かけられた

時期でした。



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こちらは、岐阜県の「道の駅ピアチェーレ」。

洋館のような趣で、なんだかいい感じ。

早速中へ入ってみることに。


玄関入り口に着くと、

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「あっ、この映画amazon prime で見た❗️」

と思いました +゚。*(*´∀`*)*。゚+

白川町で撮影されていたのですね 😄

この映画、今風に、一言で言うと

「BL(ボーイズ ラブ)」

正確には、メーテレ制作の「his〜恋するつもり

なんてなかった〜」のその後を描いたLGBTG映画、

なのだそう。


内容は・・・

大学時代に付き合っていた二人。

卒業目前に「渚(ポスター右)」は「迅(ポスター左)」に

突然別れを告げます。

就職後も、会社でゲイ疑惑を持たれ疲れる迅。

穏やかな生活を求め、田舎生活を始めます。

周りの人々は親切ではあるけれど、孤独な

一人暮らしをしている「迅」の元に

突然「渚」が訪ねてくるのです。

6歳の娘を連れて・・・



「渚」結婚してるじゃない‼️と驚き(私が)、

奥様とは離婚調停中と分かり

「別れてから来なさいよ❗️」と怒り(私が)

何より振り回される「迅」が不憫なんです。

私も心を振り回されつつ、結局

最後は「良かった」と思える映画です。

また、私は女性ですので、

仕事と子育ての間で頑張り悩む、

シングルマザーの奥様にも共感。

「無理して、一人で抱え込まなくて

いいんだよ」と抱きしめて言ってあげたい

気持ちになりました。



映画やアニメのロケ地を訪ねることを

「聖地巡礼」

と言うそうですが、思いがけず巡礼できて

とても良い思い出に。

帰った後、もう一度映画を確認。

出てきた赤いポストや、お野菜売り場の

シーンを見て、一人笑顔になっておりました。

現在もAmazon prime  videoで、見れるようです。


道の駅には、お野菜のほか

こんな可愛い猫ちゃんパッケージのコーヒーが。


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白川町で焙煎しているコーヒー豆を使用した

「てーる珈琲」。

3種類あり、1袋ずつ購入してみました。

深煎り、浅煎りなどの違いがあるようです。


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さて、この道の駅、ご当地で作られた

白川茶や、白川紅茶の販売もしていました。

こちらは白川紅茶
     ↓
   

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こちらの別の店舗では
     

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オリジナル紅茶もたくさんありました。
      


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ミント・桜・ゆず・ローズ・ラベンダーなどの

フレーバードティーは白川紅茶をベースに

国産のハーブ、材料をブレンド。

白川町、頑張ってるなあ❣️と嬉しく

とても応援したくなりました。


今回は、飲み比べをしたくて

白川緑茶と白川紅茶を購入。

次回、詳しく書けたら、と思っています。


本日は、最後までお付き合い下さり

ありがとうございました。


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テーマ : 道の駅
ジャンル : 旅行

中国茶「黄金桂」と「大学芋」

「tearoom  Rose」にお立ち寄りくださり

ありがとうございます。


以前、世界のお茶専門店、LUPICIAの

「おたより2月号」をご紹介したことがありました。


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2月号はお茶とのペアリング特集。

今回は、その中で紹介されていた

中国茶「黄金桂」と「大学芋」を

試してみました (o‘∀‘o)*:◦♪


その前に・・・

中国茶「黄金桂」とは。


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そもそも、中国茶は

大きく分けて 6種類+1


🐼緑茶(無発酵もしくは不発酵とも)

🐼白茶(弱発酵)
 白毛のまだ取れない新芽を採取し、
 軽く酸化させた後、揉捻せず乾燥して仕上げる。
 福建省で多く生産されるが、その量が
 少ないので貴重と言われている。
 東洋医学においては、体内の
 悪い熱を取るとも言われ、その熱が
 原因の吹き出物を抑える作用がある為
 美肌効果も期待できるそう。
  ・NUMI  WHITE ROSE

🐼黄茶(弱・後発酵)

🐼青茶(半発酵)
  半発酵茶と呼ばれているお茶。
  発酵度は幅広く、緑茶に近い風味のものから
  紅茶のような風味のものまで多種多様。
  青茶のことを総称して烏龍茶と呼ぶようになったが、
  本来の烏龍茶は「烏龍」と言う品種の
  茶樹から作られる茶のみを差していた。
  使われる品種は多く、百種類以上と言われるが
  生産地域はごく限られ、中国福建省、広東省、
  台湾など。
  ・黄金桂

🐼紅茶(完全発酵)

🐼黒茶(後発酵)


🐼加工茶(花茶)
 花を使ったり、花や果実の香りを移したり
 手を加えたお茶。
  ・紅牡丹(キーマン紅茶)
  

すでに上に記載した通り、「黄金桂」は

半発酵の青茶で主な生産地は中国福建省安渓県。

比較的発酵度は浅いお茶です🍵。

水色は淡く明るい黄色で、まさに黄金色。

爽やかでかすかに甘く、桂花(金木犀)の

花の香りに喩えられる華やかな香りがあります。

黄金色の桂花の香りを持つと言うことから

黄金桂と呼ばれました。

口に含むと華やかで花のような香りがパッと

広がり、軽やかなでありながらふくよかな味わい。

「ややカフェインが強いため、茶に酔うこともあるので

注意が必要」とはウィキペティア調べ。

確かに香りが良すぎて、酔ったような幸せな

気分になりますね +゚。*(*´∀`*)*。゚+


1煎と言わず、2煎3煎と飲めます。

1煎目は香りを、2煎目は味を楽しんで。


さて、

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150mlに対して8gの茶葉を茶壺、またはティーポットに

入れ、熱湯を注ぎます。

1煎目は45秒から1分蒸らします。

すでに、150mlの茶壺が、膨らんだ茶葉で

一杯になっています w(゚o゚)w

2煎目はさらに長めに蒸らします。



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まずはいつも通り、茶会に一度開けて、

香りを楽しむため、聞香杯に注いでから

茶杯へ移します。

烏龍茶らしい華やかさと蜂蜜を思わせる

甘い香りが楽しめます。

肝心のペアリングですが、さつまいもの

ほっくりとした香りと、黄金桂独特の

華やかな香りが合うのでしょうか。


「おたより」には

「黄金桂」の香ばしさ&優しい甘さに、

大学芋の香ばしさと蜜の甘さがマッチして

美味しいのでおすすめ、とありました。


美味しく、幸せな時間を過ごせたのですが、

ただこの「黄金桂」、香りがとても素晴らしく

お茶だけでも十分主役が張れる美味しさ。


以前、中国茶を習っていた頃、先生に

「高級なお茶には「木の実などの素朴な

お茶菓子」、お手頃なお茶には「高級なお菓子」

合うと教えて頂いたことがありました。

次は、ひまわりの種や、クコの実などと

合わせても面白いかな、と思っています。


本日も、最後までお読みくださり

ありがとうございました













テーマ : 紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー
ジャンル : グルメ

オペラ「アンドレア・シェニエ」と映画「フィラデルフィア」

「tearoom  Rose」にお越し下さり

ありがとうございます😃


私事ですが、映画鑑賞も大好きで

何度も見る、見たくなる映画は基本

金銭的に許される範囲でDVD・Blu-ray

購入します。

でもAmazon primeを見ていると、懐かしい

大好きな映画のセールが・・・。

時代と共に、メディアもデータ購入の時代なのか、

と微妙な気持ちになります。


さて、いきなりですが

本日はオペラ「アンドレア・シェニエ」と

そのアリアが効果的に使用されている

映画「フィラデルフィア」のお話です。




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「アンドレア・シェニエ」というオペラを

ご存じでしょうか?


アンドレア(アンドレ)・シェニエは

フランスの詩人で、実在した人物です。


簡単に内容を申しますと

オペラは全4幕。

オペラ第1幕では貴族令嬢であるヒロインの館が舞台。

今でいうパーティーに招かれていた

詩人アンドレア・シェニエとヒロインが

初めて出会います。

しかし、第2幕ではすでにフランス革命後。

ルイ16世も王妃マリー・アントワネットも

断頭台の露と消えています

ヒロインの邸宅は、貴族を憎む暴徒に

焼かれ焼失。

その際ヒロインの母はなくなり、病に臥した

ヒロインを養い守るため、家庭教師は娼婦に。

そんな中、詩人とヒロインは再会。

そして、ロベスピエール率いる怒涛の

恐怖政治の時代、恋人たちの運命と結末は・・・


といった内容です。


そして、第三幕でヒロイン・マッダレーナが歌う

アリア「なくなった母が」“La mamma morta」が

効果的に使われているのが映画「フィラデルフィア」

なんです。

実は、ワタクシこの映画を見るまでは

「アンドレア・シェニエ」を知りませんでした。

(お前もか!!、というお声が聞こえそうで怖い)

(ノ_<)


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トム・ハンクス主演の「フィラデルフィア」。

1993年アメリカの法廷ドラマ映画で、主演の

トム・ハンクスはアカデミー主演男優賞に

選ばれています。


内容は・・・


病気を理由に不当解雇された優秀な弁護士の

トム・ハンクス演じるアンドリュー・バケット。

かつてある訴訟をめぐって渡り合ったことのある

敏腕弁護士ジョー・ミラー(デンゼル・ワシントン)に

依頼し、会社を訴える・・・


という内容。


1993年当時の時代を背景に、シリアスな

テーマを扱った、とても感動的な映画でした。


そして、この映画の真髄とも言えるシーンで

オペラ「アンドレア・シェニエ」のヒロインが

歌う『亡くなった母を』が流れます。


翌日に大切な裁判を控え、その打合せに来た弁護士。

体調不良な中、オペラのアリアに合わせて

歌い主人公。

初めは「明日の打合せに来たんだけど・・・」と

面倒臭そうな表情の弁護士。

しかし、その気迫あふれる主人公の様子に次第と

引き込まれていきます。

まさに、この映画最大の見どころ。






このアリア・歌詞が、映画内のトム・ハンクスと

ぴったりと重なり、絶望の只中でいながらも

「生きる」ということを

これでもかと言う程、神々しく表現。

トム・ハンクスの演技力も素晴らしいのですが

このアリアを歌っているのが、

あのディーバ、マリア・カラス❗️

彼女の素晴らしい歌唱力と演技力の力も

大変大きいと感じました。


映画からにしろ、オペラからにしろ感動的な

芸術に出会えるのはとても貴重なこと。


定期的にみたくなる映画であり

聞きたくなるアリアです。








機会がございましたら、映画・オペラ共に

是非一度ご覧くださいませ。


本日も最後までありがとうございました。



テーマ : オペラ
ジャンル : 音楽

「漢方生活」本とLUPICIAの「ティーブレイク」

「tearoom  Rose」にお越し下さり

ありがとうございます (*^_^*)

20日は大寒。

ひときわ寒さも身に染みます。

このご時世、咳やくしゃみをするのも

気を遣いますし・・・


そんな中、所用があったので三省堂書店に

立ち寄り、こんな本を購入してみました。



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昨年、耳鳴りの症状が長引いた経験があり

自宅でもできる健康法など知りたいな、と

思っていたところでした。

ちょうど、雑誌の「クロワッサン」で

漢方の特集をしていたようで

書店の一角に漢方本のコーナーができていて

本の種類も沢山。

色々試し読みをしてみたのですが、

全くの初心者の私にはこちらの本が

分かりやすかったです。

他にも2冊ほど、この本と悩んだのですが

この本だけ電子書籍化されていなかったので

こちらにしました。

本って、部屋を占領していくので 

(ノ_<)




具体的な内容は、というと

・漢方の基礎知識

・体のサインを知る

・養生法の基本

・症状・悩み別の養生法

・食材身に辞典

・漢方相談室

  (目次より)


など、絵を使って分かりやすく

説明されています。

症状に効くツボも書いてあり、是非試して

みたい🥰

ただ具体的なレシピはないので、

これだけは他の本で補う必要があります。

まあ、私の場合は全くのビギナーなので

この本を参考に、日々の生活から

免疫力を上げていけるよう頑張ります

( ̄^ ̄)ゞ



さて、本来なら20日にblogに掲載できれば

よかったのですが・・・


こちら、LUPICIAの紅茶

「TEA  BREAK(ティーブレイク)」

      

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雪の下から芽吹くふきの花がデザインされた

パッケージです。

茶葉は、「渋みの少ないニルギリ紅茶をベースにした

柔らかく優しい風味のブレンド」とのこと。

2.5グラムを150mlの熱湯で2〜3分蒸らします。




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柔らかく優しい風味との説明でしたが

私には「これぞ日本人がイメージする紅茶の香り!」

という印象。

ミルクティーにしても美味しくいただけそうです。


お菓子は、青柳の季節限定一口生ういろう、

「プラリネ」を合わせてみました。

下層はチョコレートムースを思わせる

なめらかな舌触り。

上層はナッツ風味で、ヘーゼルナッツが

飾られています。





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正直にいうと、上層のナッツ風味が

隠れるほど下層のチョコレートムースの

風味が強い(でも美味しい💕)です。

そして、やっぱり食感は「ういろう」

なんですよね🤗



そういえば、もうすぐ2月、

バレンタインの季節がやってきますね。


「あげたいチョコより、食べたいチョコを」

    (私が・・・)


これ、私の造語です (´ω`人)


本日も、最後までお付き合いくださり

ありがとうございました。

今後とも、よろしくお願いいたします。

テーマ : 紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー
ジャンル : グルメ

「音楽家の食卓」と“DAILY SPICE CHAI”

「tearoom  Rose」にお越しくださり、

ありがとうございます。


以前、お貸ししていた本を返却してくださったという

お話をしたことがありました。

        

(お礼にくださった「Karel Capek」の紅茶)

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新鮮で、美味しく、とってもかわいいパッケージです。


そして、これが里帰りした本


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第1版が2020年1月ですので、もうお読みになった

方もおられるのではないでしょうか。


この本の面白いところは、作者の「野田浩資」さんが

音楽家ではなく、ドイツ料理のシェフだということ。

趣味でクラシック音楽を愛する野田さんが、

それぞれの音楽家が食べたであろう料理の数々を

豊富な写真や資料、エピソードを通して

再現しています。



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(誠文堂新光社 ホームページより)


そのために、音楽家の足跡を十数年かけて

訪ねる旅をしたのだとか。



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音楽家達にちなんだ料理のレシピも沢山。

読んでいると、私にも作れるのでは・・・

と思えてきます (*´v`)


何より、オールカラーで写真も美しい。

私が購入したときは、Amazonでも大人気で

すぐに在庫がなくなったり、

紙の本しかありませんでしたが

今は電子書籍版もあります。

お好みで💕


内容は、

⭐️バッハ
 ライプツィヒの野菜料理
 アプリコットのケーキ 他
⭐️ハイドン
 牛肉のスープ煮
 ビーフの蒸し煮 エステルハージ風 他
⭐️モーツァルト
 豚肉の薄切り ウィーン風
 豚ロース肉のカツレツ ミラノ風 他
⭐️ベートーヴェン
 牛肉の蒸し煮 ライン河風
 赤ワインのケーキ ファルツ地方風 他
⭐️シューベルト
 牛肉のダーラッシュ煮込み
 りんごのクレープ巻き 他
⭐️メンデルスゾーン
 ベルリン風ハンバーグ
 チーズケーキ おばあちゃん風 他
⭐️ショパン
 コンソメスープ ジョルジュサンド風
 ショパン風ポトフ 他
⭐️シューマン
 きのこのスープ ザクセン地方風
 ライプツィヒのヒバリクッキー 他
⭐️リスト
 ロールキャベツ ハンガリー風
 チーズのキッシュ スイス風 他
⭐️ワーグナー
 仔牛肉の細切り チューリッヒ風
 バイエルンのババロア 他
⭐️ブラームス
 鹿肉の細切りソテー シェフ風
 ザルツブルク風スフレ 他
⭐️他にも、コラム多数あります。


定価2600円(税抜)で資料も豊富なので

とても読み応えがあり、購入してよかった、と

思えた1冊です。


こちらは、作者も出版社も違いますが

私が勝手に姉妹本と呼んでいる1冊。


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こちらは以前、ブログでご紹介したことのある

「スィーツバージョン」。

(「芸術家が愛したスィーツ」のブログはこちらです


この本は、音楽家に限らず画家や作家たちも

沢山紹介されています。

機会がありましたら、是非 (*^_^*)


さて、せっかく知人がくださった紅茶なので

読書のお供に淹れてみました。




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     (公式HPからお借りしました)


「Karel  Capek(カレル チャペック)

DAILY SPICE CHAI (デイリースパイスチャイ)

ストレートで楽しむワンランク上のチャイ、なんだそう。

受賞最多のルンビニ茶園(スリランカ)の

ハイルフナを100%使用。

シナモン、ブラックペッパー、ジンジャー、

カルダモンをブレンド。

カルダモンは消化、シナモンは抗酸化、

ブラックペッパーは気分を上げる、

ジンジャーは温め効果が期待されるとか。

温まるだけでなく、健康にも良さそうですね。


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添えているのは一口大の「草餅」。

草餅は爽やかな、でも特徴のある香りだったので

逆に個性のあるチャイに合わせてみました。


この紅茶、決してスパイスが前面に出るのではなく、

香りのバランスも良いと思いました。

スパイスの爽やかさと心地よい刺激。

スパイスもパウダーではなく、ホールを

適度な大きさに砕いているので、舌触りも

ザラザラした感じがありません。

初めはストレート、2杯目はミルクティーで

楽しみました。

ストレートも良いですし、ミルクティーにすると

よりスパイスが際立ち美味しい。

煮出さず気楽に飲める利便性が

ティーパックの良さですね。

こんなに美味しいお茶をくださった

知人に感謝です (^∇^)

心も体も温まるので、ぜひスパイスティー、

お試しください。

スパイスミルクティー、美味しいです。


本日も、最後までお付き合いくださり

ありがとうございました。

またのお越しをお待ちしております。

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

LUPICIAの「おたより 2月号」届きました

毎月やってくるLUPICIAの「おたより」。


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今月は、個人的には

「まさに今、本当に知りたかった旬の内容」。

ティーペアリングの特集でした。


少しご紹介させて頂くと、北海道ニセコにある

LUPICIAの「ヴィラ ルピシア」植松総料理長と

イタリア料理のシェフ奥田さん、更に

ミクソロジスト(Mixと論という意味のologyを

組み合わせた造語)の南雲さんの対談。

それぞれの立場から、ティーペアリングについて

語っています。

他にも、来月のバレンタインデーに合わせてか、

チョコレートと合うお茶についてや

意外なペアリングについても紹介されていて

なるほどー、と思うことや、

いや、ちょっとそれは大丈夫?・・・

と思うペアリングなど読んでいて面白いです。



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個人的には、上記のページや

「お茶と私 vol.2」の

ニコライ・バーグマンさんの記事が

よかった 😄


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ニコライ・バーグマンさんといえば、

デンマーク生まれのフラワーアーティスト



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ボックスフラワーアレンジメントが代表作な

イメージがあります。

ご本人のお気に入りアイテムが

「ヒュッゲの一部」と語るキャンドルなども

載っています。

印象的なのは、

香りを重視するフラワーアーティストならではの

こだわりとして、

「すっきり目覚めたい朝にはアールグレイ、

疲れを癒したい夜にはフルーティーな

フレーバードティーなど、その日の体調や

気分に合わせて紅茶を選んでいます。

風邪気味の時はスパイシーなジンジャーティーを

飲むと元気が出ますね。

いつでもどれでもいいわけではなく、

やっぱりフレーバー、とくに香りは大事だなと

思います」とのこと。

自分なりのこだわり、といえば堅苦しいかも

しれませんが、その時の気分に寄り添ってくれる

嗜好品と思えば幸せな時間を約束してくれる

のではないでしょうか。


今年に入って、LUPICIAの「おたより」は

とても読み応えのある内容になったと思います。

ぜひ、一度お手に撮ってお読みいただければ

紅茶を更に楽しんでいただけると思います。


さて、今月のお茶はこちらの2種。


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・COOKIE(クッキー) クッキーをイメージした
   
   甘い香りの紅茶にアーモンドをブレンド。
   
   ミルクティーにも。

・抹茶黒豆玄米茶 「まめ(元気)に過ごせるように」と
   
   願いを込めた、丹波種の黒豆と抹茶入りの玄米茶。


こちらは次の機会に試したいと想っています。


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大好きなアッサムをミルクティーにして暖かく☕️

どっしりとした味わいのドーナツと一緒に

頂きました。

晩御飯は、白米抜きかな (*^_^*)


本日も最後までお付き合いくださり、

ありがとうございました。


テーマ : 紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー
ジャンル : グルメ

「ハーブティーソムリエ」勉強しました😄

雪が降り積もると、「犬は喜び庭駆け回る」は

若いワンちゃんだけかも・・・と

感じる今日この頃です。


「tearoom  Rose」にお立ち寄りくださり

ありがとうございます。


さていきなりですが、

ずっと、願っていた事がありました。

いつかチャンスがあればハーブティーを勉強して

自分でハーブをブレンドする力をつけたい、と❣️


実際今まで学んできた教科書や、本を購入して

独学しては来たものの・・・

結局、用意されたレシピを見て飲んでみて

自分好みにアレンジ。

もちろん、これも勉強になるのですが

もっと踏み込んで学びたいなあと感じていました。


そして出会ったのが

日本フィトセラピー協会の

「ハーブティーソムリエ」


1dayでみっちり学べる講座でした。

         ↓



こちらがテキストです。

    

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教室に入ると、このようなセッティングが・・・


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気分も盛り上がります。

スクールの代表でもあり講師をしてくださった

先生のお話も魅力的で、ご自身の体験談や

ハーブやお茶の研究のため世界旅行に行った際の

エピソードなど、まさに「生の声」と言う感じ。

そして、何より体験型なのがよかったです。

説明を聞きながら、、目で見て、香りを確かめ

実際にそのティーの風味を確かめる

私にはとてもわかりやすい授業でした。


授業の初めに、参加者全員が自己紹介を兼ねて

参加した理由を一言ずつ発言したのですが、

「喫茶店を開きたい」「エステのお店を持ちたい」

「すでにハーブ関係のお仕事をしている」など

志の高い方ばかり。

ハーブに全員興味があると言うことですぐに

仲良くなれ、良い刺激をいただきました。


当日1日かけてこの数のハーブと、教科書のブレンドを

試飲。

更にスクールオリジナルのブレンドも

教えてくださり、それがまた美味しいんです。

単品にブレンド、全部合わせると凄い量でしたが

美味しかったので大満足😄


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またテキストに添い、ハーブティーの

ブレンドも試します。

それぞれの個性がブレンドすることにより

どういった味の変化があるのか、

個性がどう変化するのか、注目点なども

学びます。

つくづく実体験に勝るものなし。

来てよかった、と思いました。

自分一人でこれだけの量を入手するのも、

入れて準備するのもできませんので

講座ならではのメリットなんですよね。

皆さん、気さくな方ばかりで

情報交換も楽しい (^∇^)



こちらは、ランチをした駅の構内の

パスタ店ですが、自然と選ぶ料理も

お野菜多めのを意識してしまう (*^_^*)

スープもフォカッチャも美味しい。

因みに紅茶はアールグレーのレモン添え。

ポットで提供されたので、1杯目はブラックティーで、

2杯目はレモンティーにしていただきました。


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こちらは、当日使ったハーブ達。

お土産にいただきました。

    

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すごい沢山の量です。

本当に、お腹が苦しいくらい試飲させて頂いた

にも関わらず、まだお土産までいただけるとは❣️


こちらが認定証。
   

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正直これからが本当の勉強の始まり。

今後、ハーブのブレンドティーや

紅茶とのブレンドについてもお話できるように

なれれば・・・

どうかその日まで、暖かく

見守って頂けるとと嬉しいです。


本日も最後までお付き合いくださり

ありがとうございます😀


どうぞ、暖かくお過ごしください

(*^_^*)

テーマ : 紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー
ジャンル : グルメ

㊗️成人の日ですね☺️

「tearoom  Rose」にお越し下さり

ありがとうございます。


朝からニュースでは、成人式の様子が

流れていましたね。

ご時世柄、開催には色々あるとは思いますが

それでも明るい気持ちにさせてくれる

話題です。

結婚式もそうですが、

人生の節目を儀式化することは

人生を振り返ってみれば良かったなあ、と

思えています。

当時は成人式は、同窓会のような感覚で

心を込めて用意してもらった振袖を

着れることが嬉しくて

いそいそと友達と会場に向かったものです🥰


ご本人様、またご家族の方で成人式を

迎えられた方もおられるのではないでしょうか。

おめでとうございます😊

そんな思いも込めて

今日のような嬉しい日に飲みたかった紅茶を

セレクト致しました。



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LUPICI Aの「KOTOBUKI(コトブキ)」

フランスの果実、ミラベルの香りを台湾烏龍茶に着香。

とろりと甘く優しい味わい、との事。

緑ろの茶葉は台湾烏龍茶らしく丸まっており、

ローズレッド、ブルーマロウ、マリーゴールドが

ブレンドされてます。

着香されたミラベルの甘くてフルーティーな香りも

好印象💕

早速淹れてみましょう。

今回は耐熱ガラス製の茶器を使用しました。



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2g半の茶葉に対し、150mlの熱湯を注ぎます。

こちらの茶壷は満水で丁度150mlになります。

1分半から2分程蒸らして



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茶海へ移し、お茶の濃さを均一に。



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水色は、明るく透明感ある薄い黄色。

甘い烏龍茶の香りと、ミラベルの

フルーティーな香りがマッチしています。

花弁もブレンドされていますが、フルーツの香りが

勝っている印象。

果実の甘さと爽やかな風味がとても美味しく、

一言で言うと、フルーツケーキのよう

個人的には、大好き❣️なお茶です

ダイエットの時は、ケーキを食べずに

このお茶を飲みたい!!


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こちらは、茶殻。

乾燥している時は、とても少量に感じましたが、

いざ抽出してみるとこんなにカサが増しました。

ほぼ全部フルリーフ。

中には、軸で繋がっている茶葉も。

私は2煎まで美味しくいただきました。


本日も、最後までお付き合い下さり、

ありがとうございました o(^▽^)o

今後とも、よろしくお願い致します。


そして・・・

これからの日本社会を生きていかれる

新成人の皆様の将来が、逞しく健やかで

あらんことを、心より願っております。

(*^_^*)


テーマ : 紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー
ジャンル : グルメ

カレル紅茶いただきました🫖

「tearoom  Rose」においでくださり

ありがとうございます😄

先日、本をお貸ししていた知人から返却の際に

Karel  Capek(カレルチャペック)の紅茶を

頂きました。
  

(公式ホームページに移動します)


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おいしい紅茶をたのしく!』にチャレンジし続けている

紅茶店だそうで、『おいしい』は鮮度と製茶、

『たのしく』は飲み方やデザインで表現。

紅茶好きの方から紅茶通の方まで楽しめるそうで、

飲む最新情報の紅茶店なのだとか。

店名のカレルチャペックはチェコの作家の名前から

取られたそうです。

ティーバッグのパッケージがとっても可愛い🤗


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ティーバッグの包装裏には、茶葉の説明や

蒸らし時間など詳細が書かれていて

親切でわかりやすいです。


人気作品とのコラボもあるそうで


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飲んでみたい❣️と興味が湧きます(´∀`*)

早速頂いた中から早速1つ、

Karel  Breakfast(カレルブレックファスト)を

頂いてみました。


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いつものごとく、茶葉を出してポットで蒸らします。


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茶葉は、スリランカ産のハイフフナと

ディンブラのブレンドティー。


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明るいオレンジ系。赤褐色。

まずルフナの香り(甘さを除いたキャラメル香)が

漂い、その後ディンブラの爽やかさを感じます。

ルフナの持つコクと甘み、ディンブラの

爽やかな渋みとコクがバランス良く味わえます。

適度な淡い渋みがあっても、とても飲みやすい

紅茶です。

朝のお食事とも合うでしょうね💕

最近はずっとフレーバードティーを飲んでいましたが、

こういった上質な茶葉をストレートで頂く良さを

再確認させてくれるお茶でした。


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茶殻です。

明るい赤系茶色。

とってもおいしい紅茶でした。

ホームページも可愛いので、

じっくりみてみようと思います。

美味しくて可愛らしいお茶をくださった

知人に感謝ですヽ(´∀`)ノ

ありがとうございました+゚。*(*´∀`*)*。゚+


本日も、最後までお読み下さり

ありがとうございました 💕

今後とも、よろしくお願い致します。

(*^_^*)







テーマ : 紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー
ジャンル : グルメ

「亡き王女のためのパヴァーヌ」とコバルト文庫

「tearoom  Rose」にお越し下さり

有難うございます。

本日は思い出語りにもなりそうですが

最後までお付き合いくださると嬉しいです。

よろしくお願い致します。


以前、「疲れ切った時に聴きたい曲」として

グスタフ・マーラー作曲の

交響曲第5番第4楽章「adagietto」について

書いたことがありました。
        



今日はそれも含め、私的なBEST 3 の中の1曲

フランスの作曲家

モーリス・ラヴェルの

「亡き王女のためのパヴァーヌ」についての

お話です。


早速ですが、「亡き王女のためのパヴァーヌ」

ピアノVer.    




辻井伸行さんの演奏です。 



この曲大好きな方、沢山いらっしゃいますよね。



さて、いきなりですが


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見るからに古そうな本ですが

それもそのはず。

第1版発行が昭和57年‼️

定価260円 w(゚o゚)w

じんわり確実に物価って上がってるんだなあ、と

再認識いたしました。

集英社のコバルトシリーズといえば

当時でいうところの少女向け小説シリーズです。

実は、私、この本がきっかけで

「亡き王女のためのパヴァーヌ」を

知ることができました。

子供の頃から、結構読書好きで

大切なお小遣いで、本を買っていました。

じゃあ、この小説と「亡き〜」とどういう関係が?

と思われますよね。

もちろん、内容と関係あるんです。



内容を簡単に説明させて頂くと・・・



舞台はイギリス。

主人公のウィローは16歳。

両親に愛されて育ったものの、

両親にはない音楽の才能を持ったウィローは

その才能のおかげで音楽専門学校でも

奨学金をもらいながら努力し、成績も優秀。

コンサートピアニストの夢も現実的に見えて

きたところ。

先生から新しい課題曲ラヴェルの

「亡き王女のためのパヴァーヌ」に

取り組むも、なかなか掴めず悩んでいます。

そんな時、彼女の才能を妬んだ同級生が

偶然知った彼女の秘密を本人に告げるのです。

「あなた、もらいっ子でしょ?」と。

少女小説にありそうですよね〜

とても愛してくれ、大切に想ってくれているけれど

音楽には理解のない両親。その理由がわかった

気もするし、ますます音楽の道に進みたいとは

いえなくなったヒロイン。

ショックとスランプで体調を崩し、

母親や先生の勧めで休養を余儀なくされます。


休養先はコーンウォールの小さな古い城館。

そこでウィローは1枚の古い肖像画に出逢います。

数奇な運命の悪戯で、敵国イギリス人の

養女になったスペイン王女の肖像でした。

その日から、黒い瞳の憧れと寂しさを

漂わせた王女が、夜毎不思議な夢の世界へ

ウィローを誘う・・・

という内容。



夢の世界で起こった証拠が、ヒロインの住む

場所で見つかっていくなど、夢と現実がシンクロ

していく展開にはとても引き込まれ

少女小説にはおさまらない魅力を持った面白さ。

でも、今では廃刊なんです。残念。

で、話を戻しますと、本の中で

「亡き王女〜」をこのように表現していました。

「16、17世紀にもてはやされた舞踏曲の、

優しい郷愁を誘うような美しさ」

「忘れられた昔の人形のように、

華麗な衣装に身を飾ったスペイン宮廷の

紳士、淑女たちがこの曲にのって、ゆっくりと

滑るように踊っている様子が目に

浮かんでくるようだった」と。


そんなに素敵な曲なら、ぜひ聴きたい❣️

当時、学生で吹奏楽部だった私は

担当で音楽の先生に「聴かせてください」と

お願いしたことをよく覚えています。

とても親切な女性の先生で、

私のために、わざわざ録音して

くださいました +゚。*(*´∀`*)*。゚+

今でも感謝しています。

そしてその日から、この曲は私の⭐️宝物⭐️

と言えるくらい大好きな1曲になりました。


ところで、本の表紙の絵の王女様

なんだか似た絵を思い出しませんか?




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そう、スペイン宮廷画家ディエゴ・ベラスケス

「青いドレスのマルガリータ王女」

王女マルガリータはスペイン・ハプスブルク家

フェリペ4世の娘で、 後にウィーン・ハプスブルク家の

レオポルド1世の后となりました。

 この肖像画は、王女が8歳のときにウィーン・

ハプスブルク家への贈り物として、 宮廷画家

ベラスケスによって描かれた絵画です。

ベラスケスは王女マルガリータの肖像画を

いくつか残していますが、この作品はなくなる

1年前に制作されたそうです。


が、しかし。

諸説あるものの、実際にラヴェルが

ルーヴル美術館で見て、作曲の

インスピレーションを得た!と

言われる絵はこちらのようです。



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王女2歳ごろと言われています。

とてもロマンティックな逸話なのですが

そもそもこの曲は、歴史上の特定の王女に捧げて

作られたものではなく、スペインにおける

風習や情緒に対するノスタルジアを表現

しているとのこと。

まあ、どちらが本当でも、

優しく穏やかで、哀愁の漂う、

美しい曲であることには変わりません。


さて、直接は関係ないのですが。


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こちらの絵、バックが青色で

胸には美しいパールのネックレスと共に

装飾の凝ったコイン型のペンダントを

しています。

彼女はトスカーナ大公コジモ一世の長女。

コジモ1世が正妻エレオノーラ・ディ・トレドと

結婚する前に、フィレンツェの貴婦人との間に

生まれた子といわれています。

異母兄弟とともに宮廷で大切に育てられましたが、

1542年1月にわずか5歳もしくは6歳で亡くなりました。

首から下げた大ぶりのチェーンの先には父コジモ一世の

横顔が彫られたメダルで、婚外子であってもメディチ家の

一員として認められていたことを示しているとか。


そう思うと本の表紙にもあるように当時、コインの

ペンダントには特別な意味や役割があったのでしょうか。

謎です。


さて、ラヴェル自身はこの曲に対して「大胆さに欠ける」

など批判的な意見を述べていたようですが、

晩年、自身が重度の「ウェルニッケ失語症」に

陥った状態でこの曲を聴いた際、

「美しい曲だね。これは誰の曲だい?」

と尋ねた、という逸話が残っています。

結局ラヴェル自身、お気に入りの

曲だったって事ですよね (^∇^)


さて、長文になってしまいました。

最後に、オーケストラバージョンを。

作曲だけでなく、編曲の才能もあったラヴェル。

それゆえ「オーケストラの魔術師」と

呼ばれていました。

オーケストラ演奏も美しい。

     



(ミュンシュ指揮 パリ管弦楽団演奏)


本日も最後までお付き合いくださり

有難うございました。

どうぞこれからも

よろしくお願い致します。

(*^_^*)

テーマ : 音楽のある生活
ジャンル : 音楽

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音楽と紅茶をこよなく愛する主婦です。
紅茶を飲みながら、気軽にお喋りするように。
大好きな紅茶や音楽、本について書いていければと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。


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🌿メディカルハーブ
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🌹アロマリエ
 です。

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