ヒルデガルトとハーブティー
皆様は、ヒルデガルト・フォン・ビンゼンという
女性をご存知でしょうか。
ハーブについての知識をお持ちの方は
すでによくご存知ですよね。
修道女ヒルデガルトはドイツ生まれ。
ベネディクト会系女子修道院長であり
12世紀に活躍した世界最初の女性博物学者。
ヨーロッパに初めて「ラベンダー」という言葉と、
その効能を紹介し、「中世ヨーロッパ最大の賢女」
とも言われます。
心と体は一体であるという考え方に基づいて
ハーブやスパイスを健康的なライフスタイルへ
積極的に取り込み、その治療特性を探求し、
知識の伝授に努めました。
そして、今でいうメディカルハーブを
同じ修道女に伝え、書物にも記します。
ハーブ教室の先生の本。
お借りして写真撮らせていただきました。
また、彼女の考え方はハーブだけでなく、
作曲にも表れていて、77曲が残っているとか。
現在もその音楽は聞くことができます。
また、最古のオペラ(歌劇)ではないか、と
言われる作曲もしているとか。
(詳しくは 聖ヒルデガルドの生涯 を )
私が初めて聞いた時は、グレゴリオ聖歌か、と
思いました。
神秘的で厳か。心地よい雰囲気。
体の健康を五感のバランスで捉えている事が
伝わります。
中世ドイツにこんな才能溢れる多才な女性が
いたなんて。驚きです。
こちらは、SONNENTOR(ソネントア)のハーブティー。
「呼吸のお茶」という名前。
どんな風味なのか興味が湧きます。
せっかくなので、この機会に頂く事に。
SONNENTORはオーガニックにこだわった商品を販売
しているメーカーです。
【原材料】
・有機ブラックベリーの葉 ・有機タイム
・有機ヒソップ ・有機エルダーフラワー
・有機フェンネル ・有機セージ
・有機ジュニパーベリー ・有機スペアミント
・有機マロウ (HPより)
熱湯で5分から10分蒸らします。
「マイルドで調和のとれた味わいで
季節の変わり目などにピッタリのハーブティー」
なんだそう。
商品はティーバッグですが、いつものごとく
出してみました。
封を切ると、スゥッとしたメンソール系の香り。
そしてハーブの複雑な、でも確かに調和の取れた
香りが漂います。
こちらが水色。
少し暗めの茶色がかったオレンジ色。
口に含むとスペアミントのメンソール系の香りと
多くのハーブが広がります。
何かに似てるんだけどなー。
多分、龍角散・・・?。
すうっとして、喉によいイメージです。
渋みは全くなく、ほのかに甘さも感じます。
有機ハーブで安心ですし、苦手な香りでなければ
体にも安心して飲めるお茶だと感じました。
いろいろ試せるように、アソート商品も。
(HPより)
エネルギーのお茶、あたためるお茶、断食のお茶、
女性のためのお茶、呼吸のお茶が1箱になってます。
ネーミングがユニーク (´∀`*)
奥深いハーブの世界を垣間見れた気がします。
他のお茶も飲んでみたくなりました。
本日も最後までお読みくださり、
有難うございました。
(o‘∀‘o)*:◦♪
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