中国茶「黄金桂」と「大学芋」
「tearoom Rose」にお立ち寄りくださり
ありがとうございます。
以前、世界のお茶専門店、LUPICIAの
「おたより2月号」をご紹介したことがありました。
2月号はお茶とのペアリング特集。
今回は、その中で紹介されていた
中国茶「黄金桂」と「大学芋」を
試してみました (o‘∀‘o)*:◦♪
その前に・・・
中国茶「黄金桂」とは。
そもそも、中国茶は
大きく分けて 6種類+1
🐼緑茶(無発酵もしくは不発酵とも)
🐼白茶(弱発酵)
白毛のまだ取れない新芽を採取し、
軽く酸化させた後、揉捻せず乾燥して仕上げる。
福建省で多く生産されるが、その量が
少ないので貴重と言われている。
東洋医学においては、体内の
悪い熱を取るとも言われ、その熱が
原因の吹き出物を抑える作用がある為
美肌効果も期待できるそう。
・NUMI WHITE ROSE
🐼黄茶(弱・後発酵)
🐼青茶(半発酵)
半発酵茶と呼ばれているお茶。
発酵度は幅広く、緑茶に近い風味のものから
紅茶のような風味のものまで多種多様。
青茶のことを総称して烏龍茶と呼ぶようになったが、
本来の烏龍茶は「烏龍」と言う品種の
茶樹から作られる茶のみを差していた。
使われる品種は多く、百種類以上と言われるが
生産地域はごく限られ、中国福建省、広東省、
台湾など。
・黄金桂
🐼紅茶(完全発酵)
🐼黒茶(後発酵)
と
🐼加工茶(花茶)
花を使ったり、花や果実の香りを移したり
手を加えたお茶。
・紅牡丹(キーマン紅茶)
すでに上に記載した通り、「黄金桂」は
半発酵の青茶で主な生産地は中国福建省安渓県。
比較的発酵度は浅いお茶です🍵。
水色は淡く明るい黄色で、まさに黄金色。
爽やかでかすかに甘く、桂花(金木犀)の
花の香りに喩えられる華やかな香りがあります。
黄金色の桂花の香りを持つと言うことから
黄金桂と呼ばれました。
口に含むと華やかで花のような香りがパッと
広がり、軽やかなでありながらふくよかな味わい。
「ややカフェインが強いため、茶に酔うこともあるので
注意が必要」とはウィキペティア調べ。
確かに香りが良すぎて、酔ったような幸せな
気分になりますね +゚。*(*´∀`*)*。゚+
1煎と言わず、2煎3煎と飲めます。
1煎目は香りを、2煎目は味を楽しんで。
さて、
150mlに対して8gの茶葉を茶壺、またはティーポットに
入れ、熱湯を注ぎます。
1煎目は45秒から1分蒸らします。
すでに、150mlの茶壺が、膨らんだ茶葉で
一杯になっています w(゚o゚)w
2煎目はさらに長めに蒸らします。
まずはいつも通り、茶会に一度開けて、
香りを楽しむため、聞香杯に注いでから
茶杯へ移します。
烏龍茶らしい華やかさと蜂蜜を思わせる
甘い香りが楽しめます。
肝心のペアリングですが、さつまいもの
ほっくりとした香りと、黄金桂独特の
華やかな香りが合うのでしょうか。
「おたより」には
「黄金桂」の香ばしさ&優しい甘さに、
大学芋の香ばしさと蜜の甘さがマッチして
美味しいのでおすすめ、とありました。
美味しく、幸せな時間を過ごせたのですが、
ただこの「黄金桂」、香りがとても素晴らしく
お茶だけでも十分主役が張れる美味しさ。
以前、中国茶を習っていた頃、先生に
「高級なお茶には「木の実などの素朴な
お茶菓子」、お手頃なお茶には「高級なお菓子」が
合うと教えて頂いたことがありました。
次は、ひまわりの種や、クコの実などと
合わせても面白いかな、と思っています。
本日も、最後までお読みくださり
ありがとうございました
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テーマ : 紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー
ジャンル : グルメ