映画「私はマリア・カラス」とオペラ「トスカ」
「tearoom Rose」にお越し下さり
ありがとうございます。
さて、今日は以前お話したオペラ
「アンドレア・シェニエ」と
映画「フィラデルフィア」の主要シーンで
流れていたオペラのアリアを歌っていた
マリア・カラスのお話です。
よろしければ、最後までお付き合い
くださいませ。
( アンドレア・シェニエの 過去記事です )
↓
( 公式ホームページは こちらをクリック )
現在は、見放題終了となっておりますが、
昨年、このドキュメント映画「私は、マリア・カラス」が
amazon prime Videoで見れました。
当初、またアメリカ女優さんの、
マリア・カラスの伝記のような内容なんだろう、
と早合点して、見放題終了間際に見たのですが・・・
「もっと早くから見てれば繰り返し堪能できたのに‼️」
と後悔。
生い立ちから全盛期時代、オナシスとの破局など、
マリア・カラスご本人の映像で感動しました。
確かに、音楽を愛し完璧を求めるが故、
気性が荒く思われがちですが、ひとえに
プロ意識からなんですね。
こちらの動画は、映画関連ではないのですが
なかにし礼さんと黒柳徹子さんがトーク
されています。
特に番組内で黒柳徹子さんが語る
日本でのマリア・カラスのマスタークラスの
お話は感慨深いものがありました。
それは、ご本人がおっしゃった
「オペラ歌手に必要なのは、
訓練とテクニックと勇気。
後はゴミ!!」
という言葉。
なんて、力強い確信に満ちた言葉‼️
この言い切った言葉を聞いて、
まさにプロ。
「音楽・オペラに人生の全てを
賭けてきたん方なんだな」と感じます。
だって「後はゴミ」なんですよ😵
成功の裏にある、バッシングと緊張感。
マネージャーでもあった夫がいたカラスでしたが、
そんな日々の中で出会ったのが
「海運王 オナシス」。
もちろん、誰もが知る有名な恋の結末。
「起こったことは仕方ないけれど、
9年間オペラから離れたことの代償は
大きかった」とマリア・カラス自身が
語っていたのが印象的でした。
それでも、後年音楽を志す若者達への指導に
当たるなど最後までオペラに関わり続ける情熱。
正に「歌に生き恋に生き」たマリア・カラス。
オナシスが亡くなった2年後に、カラスも他界
しています。
映画では、最後は友人としての交友があったと
映画の中では語られていました。
一人の芸術家の生き様を知る映画であると同時に
ここまで一つのことに打ち込み、生き切る
情熱の凄さ、志の高さ、素晴らしさを教えて
くれました。
「自分には、そこまで何かに深く
打ち込めているのか、まあ出来ていないから
凡人なんだろうな」と感じずにはいられません
( /ω)。
機会がありましたら、是非一度
ご覧くださいませ🥰
最後に、マリア・カラスの生き様を思うとき、
この歌を思い出します。
いみじくも、マリア・カラスが初めて
プロデビューをしたときの役なのだそう。
私も大好きな
プッチーニ作曲、オペラ「トスカ」から
「歌に生き 恋に生き」をどうぞ。
本日も、最後までお付き合い下さり
ありがとうございました (*^_^*)
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