「食卓のアンティークシルバー」
「tearoom Rose」にお越し下さり
ありがとうございます😃
私、1月からキャンペーンを利用して
Kindle unlimitedに加入して
雑誌や懐かしい本やコミックなど
楽しんでいるのですが、その反面
「何でこの本がまだ電子書籍化
してないのー?」と思ったり、
「何でこの本、廃盤になってしまったの?」と
悲しい気持ちになることがあります。
本日は、そんな廃盤になった数ある本の中の
1冊のご紹介です。
宜しければ、是非最後までお付き合い
いただけると嬉しいです。
1999年第1刷。
南青山で骨董銀屋「英国骨董おおはら」を
営んでいらっしゃる、大原千晴さんの著書。
写真集のように美しく、撮影は安東紀夫さんが
撮影なさっています。
ティースプーン、ティーキャディー、ティーポットなど
アフタヌーンティーに使われる様々な
銀器が、美しい写真とともに詳しく
解説されている本。
よくぞ、こんなに沢山の美しいシルバーを
惜しみなく1冊の本にしてくれた、と
感謝の気持ちが湧き上がる程。
また、この本の良さは
「ようこそ、アンティークシルバーの世界へ」の
章にあると思います。
「銀の国・イギリス」の貴族制度に触れながら、
シルバーに関する歴史やアールデコ、ロココ等の
デザインの移り変わりについても解説。
更に、スプーンの裏側のホールマーク(刻印)制度の
歴史や読み方、マーケット探訪、買い方・選び方、
お手入れ方法
などなど「さすが骨董店を営むプロが書かれた本」
とその内容の濃さ・深さに感動。
買ってよかった、と思える1冊です。
まるでアンティークシルバーの参考書。
実際のところ、著者のお母様は料理研究家だった
そうで、お母様が英国に住まいを移したのを機に
英国に住まいを移されたとのこと。
日本と英国を行き来する過程で、
1本のアンティークシルバースプーンに
出会い、今日に至るのだそうです。
こんな素晴らしい本が、なぜ絶版‼️
もちろんマニアックな世界なのは
承知してはいるのですが
紅茶好きにやアンティーク好きとっては、
まだまだ需要があると思うのですが・・・
アマゾンで調べると、中古で五千円代😱
せめて、電子書籍で残して欲しかった
(;д;)
さて、上記の本も“アンティーク“ に
なってしまいましたが
他にも良い本が出ています。
こちらは、Kindleで購入できました。
銀器の基礎知識はもちろん、
アフタヌーンティーに必要な銀器、
銀器を使用したテーブルコーディネートなど
よりアフタヌーンティー寄りの内容です。
新しい本は続々で出版されるのでしょうが
内容の良い本については、ぜひ残して
頂きたい、と願わずにはいられません。
さて、読書タイムには
美味しいお茶のお供を❣️
ということで本日は
Karel Capek紅茶店 の2022年year’s tea、
year’s tea muscat & osmanthus
にしてみました。
(公式HPよりお借りしました)
Tea profile を引用させていただくと
寒暖差が激しく神秘的な霧深い気候が作り出す
旬のヌワラエリヤ茶100%使用の贅沢仕上げ。
テロワール(⭐️)をしっかり感じる鮮度抜群の旬茶と、
マスカット&金木犀が引き立て合う、清々しく
華やかな新年の紅茶、なのだそうです。
なるほど、干支の2匹の虎がそれぞれ
金木犀とマスカットを持ってます。
また、黄緑色と赤茶色が混じり合う新鮮な
茶葉の中に、黄色い金木犀の花が見えますね🥰
⭐️ちなみに、テロワール(Terroir)とは
ワイン、コーヒー、茶などの品種における、
生育地の自然環境要因(地理、地勢、
気候による特徴)のことで
同じ地域の農地は土壌、気候、地形、農業技術が
共通するため、作物にその土地特有の性格を
与えるのだそうです。
その作物における「生育環境」「産地特性」
とも言えるとか。(net、wiki調べ)
色々な表現方法があって奥深い。
透明感ある明るいオレンジ色。
初めにマスカット、すぐ追うように金木犀が
香ります。
合わさると、何ともフォーマル感ある重厚な
香り(あくまで私的感想ですが・・・)。
サラッとした飲み口ですが、味に奥深さがあります。
なる程、セレモニーにあうお茶。
紅茶の解説に、
ストレートを小さな器でじっくり味わうのが
おすすめ、
とありましたが、どこか中国茶を思わせる風味。
面白い、個性的なお茶でした +゚。*(*´∀`*)*。゚+
Karel Capekのお茶は、とても新鮮。
おすすめです。
さて、つらつらと書いてしまいました。
本日も最後までお付き合い下さり
ありがとうございました。
またのお越しを
お待ちしています(^∇^)ノ
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テーマ : 紅茶、日本茶、中国茶、、ハーブティー
ジャンル : グルメ